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西洋料理講習会 「焼く」=「焦がす」=「動かさない」

12月7日(月)

本日はライフコーディネイト科2年生を対象に西洋料理講習会を開催しました。

日本調理技術専門学校から学校長の鹿野正道先生が自ら来校され、フランス料理の極意の一端を我々にご指導くださいました。

メニューは「ホタテ貝のポワレ マンゴーソース」、「牛ロースのステーキソテー 玉ねぎと共に」、「バナナのソテーと牛乳アイスクリーム」の3品です。

テーマは「焼く」。我々素人は調理の際、焦がさないようにと考えますが、実はそうではなく、焼くことは「焦がすこと」なんだそうです。「絶妙に焦がす」。これがすなわち「焼く」ということ。さらに「動かさない」ことが重要。我々はつい箸で裏返したり、揺すったりしたくなりますが、じっと我慢。フライパンの熱を下げないように、動かさないでいい焦げ目がつくまで待つのがポイントだと教えていただきました。まさに、目から鱗です。

デモンストレーションでは鹿野先生が我々の興味を引きつけるお話をしながら、ホタテや牛ロースの美味しさをさらに引き出す素晴らしい調理の技術を披露してくださいました。生徒達は調理に関して大きな刺激を受けたようです。先生方ご指導ありがとうございました。